2011年10月18日火曜日

六花の勇者

本来6人のはずの勇者が7人あつまり、7人目を探すという、推理物に分類される。
ファンタジーの体裁を取っているが、かなりちゃんと内容が考えられていて、おまけに人間の暗い部分までが描写されていて、かなり良い。
かなり好きな内容。
同じ著者の戦う司書も割りに好きだったけど、結構この人の書く小説は暗いので好き嫌いが別れるかもしれない。


それにしても、これは2巻が出るのだろうか。ちょっと心配。

2011年9月24日土曜日

魔王が家賃を払ってくれない


魔王のキャラクターやテンプレート的登場人物などギャグ作品としておもしろい。結構ギャグがすべっている時があるが、それもまた良いような気もしてくる。
各章のタイトルが長いのは割に新しいのかもしれない。一種のラノベギャグ。


しかし、この文章書いていて思うのは、読んでいる時はおもしろいのだが、冷静になると、ちょっと微妙な気分になる作品かもしれない。
ちょっと小さい少女とか好きな人は読むと良いような気がする。

2011年5月22日日曜日

私のおウチはHON屋さん(3)

私のおウチはHON屋さん(3) (ガンガンコミックスJOKER)

私のおウチはHON屋さん(3) (ガンガンコミックスJOKER)

  • 作者:横山 知生
  • 出版社/メーカー:スクウェア・エニックス
  • 価格:¥ 590
  • Amazon.co.jp(AA)

かなりおもしろい。

「14冊目一言いってきます」での本の内容への詳しさはかなり好き。

「15冊目中沢みゆ(幼児)」はお昼寝の時がすごい良い。こんな幼児いたら危険すぎる。

サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

サクラダリセット5  ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)

サクラダリセット5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)

  • 作者:河野 裕
  • 出版社/メーカー:角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 価格:¥ 680
  • Amazon.co.jp(AA)
109ページ
正しくない私を、私は認められないんだ。自分が、間違いを犯したのだと気付いて。でもその間違いを正せないのなら、死んでしまうしかないよ
198ページ
正しいものは、どこかが正しくない。正しくない所を理解した上で、それでもなお正しいものだけが、本当に正しいものだ
207ページ
誰かと一緒にいなさい。それだけでいい。隣にいる人が笑うことを、幸せと呼ぶんだ
227ページ
大規模な影響を与える能力が強いわけではないのだ。必要なことを、必要なだけできればいい。
244ページ
そのことが悲しくて、仕方がなかった。
254ページ
友人の役割とは、相手を孤独ではなくすことです
316ページ
俺の、隣にいても、君は笑えない。